河内の森と串柿の里を訪ねて
狸竿おやじのブログ
08/12/01
1年とは本当に早いもので、もう師走の便りが・・・冬の風物詩・・和歌山の四郷で串柿の吊るし柿作業が最盛期を迎えていました。大阪府森林組合の檜の森を見学に行った折、少し足をのばして串柿の里へ。金剛葛城山系の東面、和歌山の四郷は急斜面の家並みに沿って、各家で皮むき加工された柿を吊るしている風景は感動ものです!柿色の帯が何重にも重なりあって気温は低いけれど澄み切った空気と日差しが村全体を包みこんでいます。
柿の皮むきは、家族総出で行っており、お年寄りが機械の前に座って、にこやかに笑いながら一心に作業されている姿は微笑ましくタヌの目に映りました。串柿は一串に10個刺します。
これは、昔から家庭円満を表しています・・・「夫婦ニコニコ仲睦まじく」・・・両端に2個2個でいつもニコニコ。真中に6個で仲睦まじくの計10個。心温まるごろ合わせですね~\(^o^)/